2016年03月01日
サルコペニア肥満にご注意!
3月に入りましたが今日は特に冷え込みましたね。
今日はサルコペニア肥満についてのお話です。
サルコペニア肥満とは、加齢性筋肉減弱症という病気のことで、
年齢とともに筋肉量が減少し、体の中が肥満だらけになり、筋肉に脂肪が入り込んだ状態です。
40歳以上の4人に1人が予備軍やサルコペニア肥満になっているので、
誰がなってもおかしくない肥満です。
サルコペニア肥満は女性だと高血圧のリスクが通常の2.3倍、
糖尿病のリスクは19倍なので、怖い病気なのです。
見た目がやせている方もご注意ください。
ダイエットするときに食事制限に注意してくださいと言うのも、
体脂肪が減るよりも、それ以上に筋肉量が減ってしまいやせにくい体になってしまうからなんです。
食事制限…というよりも食事改善に+運動が大切ですね。
ではどうやってチェックすればいいのでしょうか?
Bラインで、オリンピアに乗っていただいて、
BMI値が25以上、筋肉率が22%以下
この2つが当てはまるとサルコペニア肥満の可能性は大です。
予防するには食事と、運動(Bラインではマシンの負荷を上げてみてください)が大切です。
☆食事編
筋肉はタンパク質で生成されています。
タンパク質を構成しているBCAAと呼ばれる必須アミノ酸(バリン・ロイシン・イソロイシン)に
筋肉を蓄える作用があり、BCAAを多く摂取することで筋肉量を増やすことができます。
ただ多く食べればいいわけではなく、
①BCAAはビタミンB群と一緒に摂取で効率アップ
・BCAA
赤身の肉・魚(マグロやカツオのささみ)、大豆製品、牛乳、鶏肉など
・ビタミンB群
ごま、きなこ、豚ヒレ肉、玄米など
②運動後30分以内にタンパク質を摂取するのがオススメ。
Bラインのプロテインだとお気軽に摂取できます。
☆運動編
サルコペニア肥満で筋肉が減少するのは主に下肢で起こりますので、
下半身のマシンを意識して行いましょう。
もも上げも効果があります。
ステップの時も意識してもも上げを行うといいですね。
筋肉量を増やすことによって、転倒し骨折、寝たきりという悪循環をおこしがち。
しっかりトレーニング頑張っていきましょう!
投稿者 sakasegawa : 18:20