2015年08月19日
夏の終わりの蚊に注意！
今日も微妙なお天気ですね。
最近朝晩涼しくなってまいりましたが、気をつけたいのは、
昨年の夏に、大流行した（嬉しくはありませんが、）
デング熱。蚊を媒介にした重篤な感染症です。
国内に生息する蚊は、アカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシマカの３種類。
アカイエカは雨水枡や池のある公園などの屋外の広い地域で活動し、
チカイエカはマンションの湧水槽などにいます。
デング熱ウイルスの媒介蚊となるのは自宅の庭先や公園などにいる
ヒトスジシマカだけです。
身近な場所にいる蚊ですから、この蚊の性質をよく理解した上で対策を日常生活に取り入れる必要があります。
ヒトスジシマカは気温が30℃越える真夏の日中には活動が鈍いですが、
22度～26℃の少し涼しい気温時に活動が活発になります。
草むらにいることが多いので、暑さが和らいだ時間帯の庭仕事にも要注意です。
刺されないように長そで、長ズボンの着用を心掛けましょう。
また、手の甲などの肌の露出部には、忌避効果のある虫よけ剤を塗布しましょう。
忌避効果のある成分はディートといいます。
国内で販売されている虫よけ剤は、医薬品医療機器法で含有濃度12％までと決められています。
濃度が高い方が忌避効果が高く、効果が持続する時間も長くなる傾向がありますので、
確認して、購入したいですよね（*^_^*）
ただし、記載された用法・用量はきちんと守り、適切に使用しましょう♪
昨年は9月になって、涼しくなってから患者数が急増しました。
夏バテで人間の抵抗力が低下する時期でもあります。
ヒトスジシマカは10月中旬まで庭先で活動していますので、
ご用心ください。
夏休みも終盤です♪
夏バテは注意していただき、しっかり運動して、食欲の秋に備えましょう（＾－＾）
投稿者 sakasegawa : 13:41