2015年10月07日
運動時の水分
今日もとてもいいお天気ですね。
行楽シーズンにぴったりな秋空ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか♪
スポーツの秋、夏に比べて運動の始めやすい季節になってまいりましたが、
まだまだ昼間は気温や湿度が高い日もあり、熱中症に注意が必要です。
運動中に体の水分が足りなくなると熱中症の危険が高まります。
そこで大切なのは水分補給の仕方。
運動中にどれだけの水分をとればいいのかわからないですよね。
やはり運動の種類や量、その日の天候などによって汗のかき方がかわり、
一概に何ℓとはいえません。
ですが、目安を知るために、運動前と後で体重を量り、増減をチェックしてみましょう。
汗をかいた分、体重は減るのが普通ですが、減った分は元の体重の2%以内に
とどめるようにします。体重が50kgの方の場合は1kg減までということです。
もし1kg以上減っているようなら、運動前や運動中に摂取する水分を増やしてください。
発汗量が多いときには塩分を、運動量が多いときには当分も補給するようにします。
スポーツドリンクでもいいですが、塩分や糖分はスナック菓子などで補給してもかまいません。
(ただし、食べ過ぎにはご注意ください)
一方運動後に体重が増えている場合は、水分の取りすぎです。
運動後に体重よりも2%以上増えていたら要注意。
水分の取りすぎで血液中の塩分濃度が下がると、
低ナトリウム血症を起こす危険があるためです。
低ナトリウム血症になると頭痛やだるいなどの軽い症状から、
けいれんや、意識障害、心臓の異常など重篤な症状となり、ときには
死に至ることもあるとか。
熱中症だけではなく、低ナトリウム血症にも気をつけていきましょう。
一般的なスポールドリンクには塩分や糖分は含まれていますが、ナトリウム濃度は低く、
飲みすぎると低ナトリウム血症になることもありますので、
何事も、ほどほどが大切なんですね。
投稿者 sakasegawa : 14:25